仕事術・ライフハック
IT関連のミニエピソードがまとめられている.どのエピソードもウィットに富んでおり,この界隈のいたずらっけは今も昔も変わらないなという感じ. つまみ食い感は否めないので,ストーリーとしておもしろさは個々の登場人物の自伝などを読んだ方がよいだろう…
最近,そもそも語彙という単語を知らない人も世の中には存在していることを知り面を食らった. 多種多様な言い回しを巧みに操って会話を紡ぐ人は好印象である.一方で,明らかに相手が知らない言い回しを多用して,やみくもに混乱させるのもまた御法度である…
著者の自伝というよりも,人生論という側面が強い.東大ーMIT-NASAと,とんとん拍子の経歴に見えるかもしれないが当時は悩み壁にぶつかっていたと著者は告白している. 生きがいとはなに?俺の生きる意味は?という問いに答えを持っている著者がうらやまし…
独学のすすめとタイトルにあるが,教育を切り口にした人生論の本と言っても差し支えないだろう. 1975年とかなり古い本のため,すこし時代を感じるような思想も散見されるが,現在に通ずるところも多い. 「問題を作る能力」を持った学生が減ったという主張…
古いなあ...という印象.2006年の新書であるが,当時はこの内容は画期的だったのか? 特に新しい知見はなかった.古典を読んだということにしておこう.「誰がやってもできるプロセスを確立せよ」といのは大切. なぜトヨタは人を育てるのがうまいのか (P…
著者が提唱しているのは,とにかく「書く素材」を集めること.たしかに,素材が揃っていれば書くことに自体はタイトルにあるように10倍速で終わるかもしれないが,その10倍速で書ききる素材を集めるのが一番大変で時間がかかることが抜けている印象. 「完璧…
あたりの本.「共感型」でしか小説を読んでいなかった.そのため,主人公に感情移入が困難なものだと自然と忌避しがちで,イコール自分に合わないと解釈していた.しかしそれができなくても小説は楽しめますよと本書は述べている. 目からウロコとは言わない…
著者はMITでMBAを取得しており,エンジニアリング・マネジメント双方に明るい.NASAのプロジェクトの多くは,多数の要因が複雑に作用し,「あちらを立てれば,こちらが立たず」状態になる.この時に,(1)プロジェクトの目的関数の設定,(2)要因間の相互作用…